第一飛行団編成

  第二三軍の香港攻略に際して中国軍はこれを牽制するために中支・南支から兵力を抽出して 香港方面に転用しようとした。これに対して第一一軍司令官阿南惟幾中将18は第一一軍のうち、第三・ 第六・第四〇師団基幹の兵力をもって江南に進出する作戦を発昭和十六年十二月二十四日に発動した。 作戦は順調に進展し当初の進出予定線であった汨水に達した時点で阿南軍司令官は中央の承認を待たず 長沙への突入を命じた。中国軍の抵抗のため長沙の攻撃は停滞したが昭和十七年一月四日第三・第六師団は 長沙の大部を占領した。しかし中国軍が長沙を包囲する恐れが出てきたので、阿南軍司令官は止む を得ず反転を命じた。第一飛行団はこの第二次長沙作戦に飛行第四四戦隊(直協隊欠)と独立飛行第一八中隊 の一部で支援を行った。支那派遣軍は活発な討伐掃討作戦を実施し、主要なものだけでも四月上旬までに 14回を数え、第一飛行団は地上部隊(第一・第一二・第一三.第二三軍)への支援を行った。
  【中国要図】 

昭和十七年三月三十一日
第一飛行団司令部(団長:秋山豊次少将27)
   独立飛行第一〇中隊(戦闘)
   独立飛行第一八中隊(司偵)
   独立飛行第八三中隊(軍偵)
   飛行第四四戦隊(偵察)
   飛行第五四戦隊(戦闘)
   第八直協飛行隊
   第一六航空地区司令部、第一七航空地区司令部
      第五七飛行場大隊(偵察)、
      第一飛行場中隊(戦闘)、第二飛行場中隊(偵察)、第六七飛行場中隊(戦闘)、
      第六九飛行場中隊(司偵)、第八六飛行場中隊(軍偵)
   第一五航空通信隊ノ一部
   第一五野戦航空廠(一部欠)
   第三飛行集団特種情報班
   支那派遣軍気象隊
   兵站自動車第一三中隊、兵站自動車第六四中隊、兵站自動車第九二中隊

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Last Update 2010/01/25