第一飛行師団編合

 北海道は五月頃から米軍の艦砲射撃・爆撃を受けるようになった。わずか3個飛行戦隊 〔飛行第三二戦隊(襲撃)、飛行第五四戦隊(戦闘)、飛行第三八戦隊(司偵)− 昭和二十年軍令陸甲第一〇三号(昭和二十年七月十日)にて第三八独立飛行隊に改変〕 しか保有しない第一飛行師団はその使用を極力抑制し、 決号作戦時には全力を特攻的に使用する方針を持っていた。ソ連軍の参戦 を受けて大本営は大陸命第一三七九号(昭和二十年八月十日)により第五方面軍司令官 に対ソ戦の実施を命じた。八月九日のソ連樺太侵攻に対して第一飛行師団は 樺太への出撃を命ぜられた。第一飛行師団は八月十四日第三二(襲撃)・第五四 (戦闘)両戦隊の樺太落合への前進を部署したが天候不良のため翌十五日の 移動を準備中に終戦を迎えた。

昭和二十年八月十五日
第一飛行師団司令部(師団長:佐藤正一中将28)
   第二〇飛行団司令部(団長:甘粕三郎大佐32)
      飛行第五四戦隊(戦闘)
   飛行第三二戦隊(襲撃)
   第三八独立飛行隊(司偵)
   第二〇航空地区司令部、第二一航空地区司令部
   第二七航空地区司令部
      第一飛行場大隊、第二飛行場大隊、第四九飛行場大隊、
      第五五飛行場大隊主力、第六三飛行場大隊、第七三飛行場大隊、
      第七七飛行場大隊、第八〇飛行場大隊、第八三飛行場大隊、
      第一七八飛行場大隊
      第一〇飛行場中隊
   第一〇航空通信聯隊(欠無線2中隊)
   第一航空固定通信隊
   第六航空特種通信隊
   第一一対空無線隊、第一二対空無線隊
   第二〇航測隊(欠1中隊)
   第二〇航空情報隊
   第六野戦航空修理廠
   第一一九独立整備隊(一式戦)、第一三九独立整備隊(一〇〇式司偵)、
   第一五〇独立整備隊(一〇〇式重)
   第六野戦航空補給廠
   第一一野戦気象隊
   第一二野戦飛行場設定隊、第二一野戦飛行場設定隊

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Last Update 2010/01/25