第三航空軍戦闘序列

 南方攻略の完了後、南方軍直属航空部隊は大陸命第六五三号(昭和十七年七月十日)により 戦闘序列を解かれた。これに替わり南方防衛のために第三航空軍戦闘序列が同大命により令された。 これは南方軍直属航空部隊直属および第三飛行集団の部隊(当初4個飛行団、後に5個飛行団および 2個独立飛行隊)を基幹としたものである。 一方米軍の立ち直りは早く、八月七日のガダルカナル島上陸を皮切りに反攻が始まった。 これは「米軍の反攻は昭和十八年後半」という大本営の予想より1年早かった。

第三航空軍戦闘序列内飛行団・独立飛行隊(戦闘序列発令時



昭和十七年八月三十一日
第三航空軍司令部(司令官:菅原道大中将21)
   第五飛行師団 緬甸・馬来方面担任
   第三飛行団司令部(団長:塚田理喜智少将28)
      独立飛行第七〇中隊(司偵)
      飛行第五九戦隊(戦闘)
      飛行第七五戦隊(軽爆)
      第四航空地区司令部
         第二四飛行場大隊(戦闘)、第二八飛行場大隊(重爆)、
         第三五飛行場大隊(軽爆)、第四一飛行場大隊(戦闘)、
         第二九飛行場中隊(司偵)
         第九野戦飛行場設定隊
      独立自動車第二九八中隊、陸上勤務第一二三中隊
   第九飛行団司令部(団長;石川愛少将27)
      飛行第二四戦隊(戦闘)
      飛行第七戦隊(重爆)
      飛行第六一戦隊(重爆)
      第九航空地区司令部
         第二〇飛行場大隊(重爆)、第三八飛行場大隊(重爆)、
         第五一飛行場大隊(戦闘)
大陸命第六七八号
(昭和十七年八月二十九日)
ニテ編入
   第一二飛行団司令部(団長:青木武三大佐27)
      飛行第一戦隊(戦闘)
      飛行第一一戦隊(戦闘)
      第一二航空地区司令部
         第二一飛行場大隊(戦闘)、第二二飛行場大隊(戦闘)、
         第三三飛行場中隊(戦闘)
         第六野戦飛行場設定隊
      兵站自動車第一中隊、陸上勤務第六八中隊、
      建築勤務第四三中隊
  第二一独立飛行隊本部(隊長:成田貢中佐34)
     独立飛行第八二中隊(軽爆)
     独立飛行第八四中隊(戦闘)
     第八五飛行場中隊(軽爆)、第八八飛行場中隊(戦闘)
   第八三独立飛行隊本部(隊長:二田原謙治郎大佐30)
      独立飛行第七一中隊(軍偵)
      独立飛行第七三中隊(軍偵)
      独立飛行第八九中隊(直協)
      独立飛行第九一中隊(直協)
      第八四飛行場大隊(偵察)
   第七輸送飛行隊本部(隊長:菅野邦助少佐35)
      第一一輸送飛行中隊、第一二輸送飛行中隊
   第一野戦飛行補充隊
   第二五航空通信隊
   第一航空路聯隊
   野戦気象第一大隊本部
      気象第一中隊、気象第二中隊、
      気象第四中隊
   第二五野戦気象隊
   第一六野戦航空修理廠、第一九野戦航空修理廠
   第一七船舶航空廠、
   第一八船舶航空廠
大陸命第六七八号
(昭和十七年八月二十九日)
ニテ編入
   第二〇野戦航空補給廠
   第一八野戦防空隊司令部
      高射砲第一六聯隊、高射砲第二三聯隊(欠照空中隊)、
      野戦高射砲第三四大隊(乙)、野戦高射砲第四〇大隊(乙)

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Last Update 2011/01/10