第三航空軍戦闘序列

 昭和十八年六月、第七飛行師団第三飛行団は海軍の第二三航空戦隊と協同して豪州 ポート・ダーウィン空襲を実施した。六月二十日の使用兵力は飛行第五九戦隊(戦闘)、 飛行第七五戦隊(軽爆)、飛行第六一戦隊(重爆)の49機であった。攻撃隊は地上施設 に相当の損害を与えたが、スピットファイア戦闘機42機の迎撃を受けて数機が撃墜 された他、ほぼ全機が被弾して連続出撃は困難な状況だった。つまり陸海軍航空隊には 空襲を継続するための戦力が不足していた。  飛行第三三戦隊(戦闘)を除く第八飛行団は大陸命第七九八号(昭和十八年六月七日) により第三飛行師団長指揮下に配属され、中国南部の在支米軍根拠飛行場攻撃に従事した。  第七飛行師団は大陸命第八一八号(昭和十八年七月二十八日)により編成されて第三航空軍から 転出し第四航空軍の戦闘序列に編入された。ただしジャワ島に残置された第三飛行団は第三航空軍 司令官の区処により作戦に従事した。また教育部隊として第一〇六教育飛行団が編成された。

昭和十八年八月三十一日
第三航空軍司令部(司令官:小畑英良中将23)
   第五飛行師団 緬甸・馬来方面担任
   第八飛行団司令部(団長:隈部正美大佐30)
      飛行第三三戦隊(戦闘)
      飛行第五八戦隊(重爆)
      飛行第六〇戦隊(重爆)
   第二一独立飛行隊本部(隊長:城寺朝一中佐32)
   第八三独立飛行隊本部(隊長:綾部節夫少佐40)
      独立飛行第七一中隊(軍偵)
      独立飛行第七三中隊(軍偵)
      独立飛行第八九中隊(直協)
      独立飛行第九一中隊(直協)
      第八四飛行場大隊(偵察)
   飛行第二一戦隊(戦闘)
   飛行第三四戦隊(軽爆)
   第一〇一輸送飛行中隊
   第一〇六教育飛行団司令部(団長:田中伊勢吉大佐27)
      第一一六教育飛行聯隊(重爆)
      第一一七教育飛行聯隊(戦闘)
   第三航空軍第一教育隊
   第一野戦飛行補充隊
   第八航空地区司令部
      第二四飛行場大隊(戦闘)、第三四飛行場大隊(戦闘)、
      第四六飛行場大隊(重爆)、第七六飛行場大隊(重爆)、
      第一四飛行場中隊(戦闘)、第一八飛行場中隊(重爆)、
      第二八飛行場中隊(戦闘)、第三〇飛行場中隊(戦闘)、
      第八五飛行場中隊(軽爆)、第八八飛行場中隊(戦闘)
   第三航空通信司令部 (司令官:真崎久満雄少将25)
   第三航空通信聯隊、第九航空通信聯隊
   第三航空固定通信隊
   第四航測隊
   第二航空情報聯隊
   第一四航空情報隊
   第二航空路部
   第三野戦気象聯隊
   第一六野戦航空修理廠、第一九野戦航空修理廠、
   第二〇野戦航空修理廠
   第一八船舶航空廠
   第二〇野戦航空補給廠
   独立自動車第三五中隊、独立自動車第二七五中隊
   兵站自動車第一六〇中隊、兵站自動車第一六七中隊、
   兵站自動車第一八四中隊
   陸上勤務第六八中隊
   建築勤務第六二中隊

Page Top

Home

© 2009-2018 MJQ
Last Update 2011/01/10