第四航空軍戦闘序列

 【第六飛行師団−昭和十八年二月より続く】  ブナ・ギルワナ地区を確保した米豪軍の次の目標は 西方のラエ・サラモア地区であった。 第八方面軍は防衛を固めるため第五一師団を派遣したが、 主力を輸送する船団は米豪空軍の攻撃を受け輸送船8隻・護衛の駆逐艦4隻が沈められた。 (ダンピール海峡の悲劇)第五一師団は主力を欠いていたため苦戦を強いられていた。既に制空海権は 米豪軍に握られ、補給は途絶状態にあった。 第六飛行師団も第一二飛行団(戦闘)が消耗のため内地に帰還せざるを得ないほど苦しい戦い を強いられていたが、ニューギニア戦線を強化するために大陸命第八一八号(昭和十八年七月二十八日) により第四航空軍の戦闘序列が令された。第四航空軍は第六飛行師団の他に第三航空軍から編入された 第七飛行師団を隷下に置いた。両飛行師団所属機は近接したブーツ・ウェアク地区の飛行場に密集 していたが、航空軍編成から間もない昭和十八年八月十七日に米第五航空軍の奇襲を受けて実動機は、 第六飛行師団は三十機弱、第七飛行師団は十余機に落ち込んでしまい、前途の多難さを感じさせた。 第四航空軍司令部がウェアクに進出したのは九月二十日である。八月十七日に大損害を受けたことを 踏まえてウェアク防空に万全を期すために軍隊区分により、ニューギニア担任の第一八軍直属の 野戦高射砲3個大隊、独立野戦高射砲3個中隊、独立野戦照空4個中隊を第四航空軍司令官の指揮下 に配属し、これらを第一二野戦防空司令部に統一指揮させることとした。
   【ニューギニア要図】 

昭和十八年八月三十一日
第四航空軍司令部(司令官:寺本熊市中将22)
   第六飛行師団
   第七飛行師団
   独立飛行第二〇中隊(輸送) 軍隊区分ニヨリ第六飛行師団長
指揮下ニ配属
   独立飛行第八一中隊(司偵)
   第一四飛行団司令部(団長:寺西多美弥中佐36)
      飛行第六八戦隊(戦闘)
      飛行第七八戦隊(戦闘)
軍隊区分ニヨリ第七飛行師団長
指揮下ニ配属
   第七輸送飛行隊本部(隊長:菅野邦助少佐35)
      第一一輸送飛行中隊、第一二輸送飛行中隊
   関東軍第一航空写真隊
   第一挺進団(団長:河島慶吾大佐33)
      第一挺進聯隊、第二挺進聯隊
      挺進飛行戦隊
   第一二航空地区司令部
      第二一飛行場大隊、第二二飛行場大隊、
      第三三飛行場中隊
   第二航空通信聯隊ノ有無線各1中隊、第五通信聯隊
   第四航空情報隊
   第六航測隊
   第一航空路部
   第一二野戦気象隊
   第一四野戦航空修理廠
   第一七船舶航空廠
   第一四野戦航空補給廠
   白城子陸軍飛行学校材料廠第二〇九分廠
 

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Last Update 2011/02/05