第四飛行師団編合

 大陸命第一〇一〇号(昭和十九年五月十二日)により第四飛行師団は 地上支援部隊を中心とする編合に更改され、第四航空軍戦闘序列に編入された。 第一四軍直属航空部隊は編成を解かれて隷下の地上支援部隊は第四飛行師団編合に編入された。 また飛行教育部隊として独立第一〇七教育飛行団、独立第一〇八教育飛行団が大陸命第一〇一八号 (昭和十九年五月三十日)により編成を令され、第四飛行師団編合に編入された。 第四飛行師団司令部は昭和十九年六月にネグロス島のパコロドに前進し、木下師団長は六月十日に 統帥を発動した。第四飛行師団の任務は燃料・爆弾薬の集積、航空地区業務、情報業務、通信業務、 気象業務と多岐に渡った。このうち飛行場設定は昭和十八年十一月頃から第一四軍の15個 特設飛行場設定隊(丙編制)により行われていたのを引き継ぐ形となった。野戦飛行場設定司令部は編制定員 78名で、複数の野戦飛行場設定隊を統括した。一方昭和十九年一月に制定された「航空基地設定要綱」 (滑走路を集約した飛行場群方式、いわゆる「航空要塞」の実現要領)に基づく教育機関として 昭和十九年軍令陸甲第三二号(昭和十九年三月二十三日)により臨時編成された陸軍航空基地設定練習部(豊橋) が野戦飛行場の編成業務を行った。
   【フィリピン周辺図】

昭和十九年六月三十日
第四飛行師団司令部(師団長:木下勇中将26)
   第四飛行師団司令部空地連絡中隊
   独立飛行第五二中隊(軍偵)
   独立第一〇七教育飛行団司令部(団長:二田原憲治郎大佐30)
      第二教育飛行隊(重爆)
      第三教育飛行隊(偵察)
      第一二教育飛行隊(戦闘)
      第三八教育飛行隊(挺身)
      第七錬成飛行隊(戦闘)
   独立第一〇八教育飛行団司令部(団長:安在秋男大佐31)
      第三一教育飛行隊(戦闘)
      第三二教育飛行隊(戦闘)
      第三三教育飛行隊(戦闘)
      第四三教育飛行隊(戦闘)
   第六航空地区司令部、第一〇航空地区司令部、第一一航空地区司令部、
   第一三航空地区司令部、第三一航空地区司令部、第三三航空地区司令部 、
   第三四航空地区司令部、第三五航空地区司令部、第三六航空地区司令部
      第八飛行場大隊、第一二飛行場大隊、第一四飛行場大隊、
      第二六飛行場大隊、第三一飛行場大隊、第三二飛行場大隊、
      第三三飛行場大隊、第三七飛行場大隊、第四四飛行場大隊、
      第五六飛行場大隊、第六九飛行場大隊、第八六飛行場大隊、
      第九八飛行場大隊、第九九飛行場大隊、第一〇二飛行場大隊、
      第一〇三飛行場大隊、第一一四飛行場大隊、第一二三飛行場大隊、
      第一二四飛行場大隊、第一二五飛行場大隊、第一二六飛行場大隊、
      第一二七飛行場大隊、第一三四飛行場大隊、第一三六飛行場大隊、
      第一三七飛行場大隊、第一四七飛行場大隊、第一四八飛行場大隊、
      第一四九飛行場大隊、第一五〇飛行場大隊、第一五一飛行場大隊、
      第一五二飛行場大隊、第一五三飛行場大隊、第一五四飛行場大隊、
      第一五五飛行場大隊、
      第八飛行場中隊、第一三飛行場中隊、第三二飛行場中隊、
      第四七飛行場中隊、第四八飛行場中隊、第四九飛行場中隊、
      第五〇飛行場中隊、第五一飛行場中隊、第五二飛行場中隊、
      第五三飛行場中隊、第五四飛行場中隊
   第九航空情報隊
   第七野戦航空修理廠ノ第一独立整備隊、
   第八野戦航空修理廠ノ第一・第三独立整備隊、
   第九野戦航空修理廠ノ第二独立整備隊、
   第一〇野戦航空修理廠ノ第一・第二独立整備隊、
   第一一野戦航空修理廠ノ第一・第二独立整備隊、
   第一二野戦航空修理廠ノ第一・第二独立整備隊
   第七野戦航空補給廠
   第二気象聯隊ノ1中隊
   第二二野戦気象隊
   第三野戦飛行場設定司令部、第五野戦飛行場設定司令部
      第二二野戦飛行場設定隊、第二四野戦飛行場設定隊、
      第一二五野戦飛行場設定隊、第一二六野戦飛行場設定隊、
      第一二七野戦飛行場設定隊、第一三五野戦飛行場設定隊、
      第一三六野戦飛行場設定隊、第一三七野戦飛行場設定隊、
      第一三八野戦飛行場設定隊、第一三九野戦飛行場設定隊、
      第一四〇野戦飛行場設定隊
   独立自動車第二九七中隊
   陸上勤務第一一一中隊
   建築勤務第五六中隊

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Last Update 2010/03/14