第五航空軍戦闘序列

 昭和十九年十月十一日第六方面軍は第一一・第二三軍に桂林・柳州攻略を命じた。重慶軍は 戦闘を避け退却したので、戦況は順調に進捗して十一月十日に第一一軍が桂林を、第二三軍が柳州を占領した。 十一月二十四日には第二三軍により南寧も攻略され、なおも西進した第二三軍第二二師団は十二月十日に 在仏印一宮支隊と接触し、南方軍との陸上連絡路が打通した。一方粤漢線沿いに南進する第一一軍第四〇師団と 北進する第二三軍第一〇四師団とは昭和二十年一月二十七日に韶関にて握手し、ここに京鉄道線の打通が完了した。 しかし北京から広東に至る2、300km以上の鉄路を護りきるのは極めて困難で、海上輸送路の代替輸送路を 得るという一号作戦の第一目的も結局達成することはできなかった。第五航空軍は一号作戦発動以来地上部隊の 支援を行ってきたが、少なからぬ損失を被り、桂林攻略直後の十一月十三日時点の可動機は152機で、 米支空軍の800機に対して著しく劣勢であった。しかも陸軍が総力を挙げて挑んだ比島航空戦に敗北した現在、 損失の補充は極めて困難であった。  この頃の第五航空軍の編制人員は陸軍省兵務局兵備課の調査で33、648名(昭和二十年一月三十一日調。 内訳は兵科28、414名、各部5、234名。他に軍属281名)であった。
   【中国要図】

昭和二十年二月二十八日
第五航空軍司令部(司令官:下山琢磨中将25)
   第五航空軍空地連絡中隊
   独立飛行第五四中隊(直協)
   第一飛行団司令部(団長:牧野靖雄中佐39)
      飛行第二五戦隊(戦闘)
      飛行第八五戦隊(戦闘)
   第三飛行団司令部(団長:三宅友美大佐32)
      独立飛行第四二中隊(対潜)
      独立飛行第四三中隊(対潜)
      飛行第二二戦隊(戦闘)
   第八飛行団司令部(団長:弘中孫六大佐28)
      飛行第七五戦隊(襲撃)
      飛行第九〇戦隊(襲撃)
   飛行第一六戦隊(軽爆)
   飛行第二四戦隊(戦闘)
   飛行第四四戦隊(偵察)
   飛行第八二戦隊(司偵)
   独立第一〇五教育飛行団司令部(団長:土田兵吾大佐28)
      第一四教育飛行隊(戦闘)
      第一八教育飛行隊(戦闘)
      第二八教育飛行隊(戦闘)
      第五錬成飛行隊(戦闘)
      第一九錬成飛行隊(戦闘)
   第三航空地区司令部、第五航空地区司令部、
   第一六航空地区司令部、第二六航空地区司令部、
   第四三航空地区司令部、第四四航空地区司令部、
   第四八航空地区司令部、第五〇航空地区司令部、
   第五四航空地区司令部、第五五航空地区司令部、
   第五六航空地区司令部
      第五七飛行場大隊、第五八飛行場大隊、第五九飛行場大隊、
      第六〇飛行場大隊、第九一飛行場大隊、第九六飛行場大隊、
      第一〇四飛行場大隊、第一〇五飛行場大隊、第一〇六飛行場大隊、
      第一二八飛行場大隊、第一二九飛行場大隊、第一三五飛行場大隊、
      第一五九飛行場大隊、第一六〇飛行場大隊、第一六一飛行場大隊、
      第一六七飛行場大隊、第一六八飛行場大隊、第一八二飛行場大隊、
      第一八三飛行場大隊、第一八四飛行場大隊、第一八五飛行場大隊、
      第一八六飛行場大隊、第一九六飛行場大隊、第一九七飛行場大隊、
      第一九八飛行場大隊、第一九九飛行場大隊、第二〇〇飛行場大隊、
      第二〇二飛行場大隊、第二〇三飛行場大隊、第二〇四飛行場大隊、
      第二〇六飛行場大隊、第二〇七飛行場大隊、第二〇八飛行場大隊、
      第二一七飛行場大隊、第二一八飛行場大隊、第二一九飛行場大隊、
      第二二〇飛行場大隊、第二二一飛行場大隊、第二二二飛行場大隊、
      第二二三飛行場大隊、第二二四飛行場大隊、第二二五飛行場大隊、
      第二二六飛行場大隊、
      第一飛行場中隊、第二飛行場中隊、第六飛行場中隊、
      第一九飛行場中隊、第二〇飛行場中隊、第二一飛行場中隊、
      第六七飛行場中隊、第六九飛行場中隊
   第五航空通信司令部(司令官:桜井徳三郎大佐31)
   第四航空通信聯隊、第一四航空通信聯隊、
   第一五航空通信聯隊、第二三航空通信聯隊、
   第一〇航空通信聯隊ノ無線1中隊
   第三対空無線隊、第一〇対空無線隊、第五一対空無線隊、
   第五二対空無線隊、第五三対空無線隊、第五四対空無線隊、
   第五五対空無線隊、第五六対空無線隊、第五七対空無線隊、
   第五八対空無線隊
   第五航空固定通信隊
   第七航空特種通信隊
   第五航測隊、第二〇航測隊ノ航測1中隊
   第五航空情報聯隊、第六航空情報聯隊、第二二航空情報聯隊
   第五航空軍特種情報部
   第八野戦航空修理廠(欠第一・第三独立整備隊)、
   第一五野戦航空修理廠、第二三野戦航空修理廠、第二四野戦航空修理廠、
   第二六野戦航空修理廠
   第一二〇独立整備隊(一式戦)、第一三八独立整備隊(一〇〇式司偵)、
   第一四一独立整備隊(九九式襲撃)、第一五二独立整備隊(一式戦)、
   第一五三独立整備隊(一式戦)、第一五六独立整備隊(一式戦)、
   第一六六独立整備隊(四式戦)、第一六七独立整備隊(四式戦)、
   第一七一独立整備隊(四式戦)、第一七二独立整備隊(四式戦)、
   第一七三独立整備隊(四式戦)、第一七四独立整備隊(四式戦)、
   第一八七独立整備隊(キ一〇二乙)、第一九四独立整備隊(四式重)、
   第三〇八独立整備隊(一〇〇式司偵)
   第一五野戦航空補給廠
   第四気象聯隊
   支那派遣軍気象隊
   第六野戦飛行場設定司令部、第七野戦飛行場設定司令部
      第一五五野戦飛行場設定隊、第一五六野戦飛行場設定隊、
      第一五七野戦飛行場設定隊、第一六一野戦飛行場設定隊、
      第一六四野戦飛行場設定隊、第一六五野戦飛行場設定隊、
      第一六六野戦飛行場設定隊、第一六七野戦飛行場設定隊
   兵站自動車第一三中隊、兵站自動車第六四中隊、兵站自動車第九二中隊

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Last Update 2011/01/10