第六航空軍戦闘序列

 比島航空戦の状況が捗々しくなく、戦場が本土に近づく公算が大きくなったため 内地に作戦航空軍を新編することとなった。第六航空軍は大陸命第一二一二号 (昭和十九年十二月二十六日)により編組が令され、防衛総司令官隷下に編入された。 また、年が明けた昭和二十年二月六日、大陸命第一二四四号(昭和二十年二月六日)により 編組が解かれて戦闘序列を令され、同大命により内地防衛軍戦闘序列に編入された。 なお、大陸命第一二五六号(昭和二十年二月十六日)にて編合を解かれた 第三〇戦闘飛行集団は大陸命第一二六一号(昭和二十年二月二十四日)により再度編合を令された。 野戦飛行場設定隊が25隊あることは、南方での飛行場設定に注力して内地について人員・装備を 振り向ける余裕が殆ど無かったことを示している。また、戦闘序列内の独立整備隊は飛行場大隊の整備中隊 (中間整備)を野戦航空修理廠に所属する独立整備隊に再編し、機動的に運用できるようにしたものである。 従来の整備中隊が飛行戦隊に対応して編成されていたのに対して独立整備隊は機種対応で編成されている。  捷号作戦の敗勢が明らかになった昭和二十年一月二十日に策定された「帝国陸海軍作戦計画大綱」 は国軍創設以来初めての陸海軍協同作戦計画であった。 「大綱」と同時に「東支那海周辺地域ニ於ケル航空作戦指導要領」により「天号」作戦 が示達された。 この時点で米軍との航空戦力差は挽回できないものとなっており、正則の攻撃の他に特別攻撃に 大きな期待がかけられた。

昭和二十年二月二十八日
第六航空軍司令部(司令官:菅原道大中将21)
   第一〇飛行師団
   第一一飛行師団
   第一二飛行師団
   独立飛行第二〇中隊(輸送)
   独立飛行第三一中隊(重爆)
   第三〇戦闘飛行集団司令部(集団長:青木武三少将27)
      第一六飛行団司令部(団長:山田邦雄中佐42)
         飛行第五一戦隊(戦闘)
         飛行第五一戦隊(戦闘)
      飛行第六二戦隊(重爆)
   第六飛行団司令部(団長:今津正光大佐33)
      飛行第六五戦隊(襲撃)
      飛行第六六戦隊(襲撃)
   第一二飛行団司令部(団長:川原八郎中佐34)
      飛行第一戦隊(戦闘)
      飛行第一一戦隊(戦闘)
      飛行第二二戦隊(戦闘)
   第二一飛行団司令部(団長:吉岡洋中佐37)
      飛行第七二戦隊(戦闘)
      飛行第七三戦隊(戦闘)
   第一〇〇飛行団司令部(団長:土井直人中佐35)
      飛行第一〇一戦隊(戦闘)
      飛行第一〇二戦隊(戦闘)
      飛行第一〇三戦隊(戦闘)
   第七飛行団司令部(団長:古木重之中佐36)
   第二〇六独立飛行隊本部(隊長:蓑毛松次中佐34)
      独立飛行第一中隊(対潜)
      独立飛行第六六中隊(直協)
   第一挺進団司令部(団長:中村勇大佐36)
      挺進第一聯隊
      挺進第二聯隊
      第一挺進戦車隊
      第一挺進整備隊
   第一挺進飛行団司令部(団長:河島慶吾大佐33)
      挺進飛行第一戦隊
      挺進飛行第二戦隊
      滑空飛行第一戦隊
      第一挺進飛行団通信隊
      第一〇一飛行場中隊、第一〇二飛行場中隊、第一〇三飛行場中隊
   飛行第二戦隊(司偵)
   飛行第七戦隊(重爆)
   飛行第一四戦隊(重爆)
   飛行第二七戦隊(襲撃)
   飛行第四五戦隊(襲撃)
   飛行第六〇戦隊(重爆)
   飛行第九八戦隊(重爆)
   飛行第一〇六戦隊(司偵)
   飛行第一〇七戦隊(重爆)
   飛行第一一〇戦隊(重爆)
   飛行第二〇〇戦隊(戦闘)
   飛行第二〇八戦隊(軽爆)
   第三独立飛行隊(司偵)
   第四独立飛行隊(司偵)
   第一一六飛行場大隊
   第一航空通信司令部
   第一九航空通信聯隊、第二四航空通信聯隊
   第一八航空通信隊
   第四対空無線隊、第六対空無線隊、第一四対空無線隊、第二一対空無線隊、
   第六三対空無線隊、第六四対空無線隊、第六五対空無線隊、第六六対空無線隊、
   第六七対空無線隊、第六八対空無線隊、第六九対空無線隊、第七〇対空無線隊、
   第七一対空無線隊、第七二対空無線隊、第七三対空無線隊、第七四対空無線隊、
   第七五対空無線隊、第七六対空無線隊
   第二航測聯隊ノ1中隊
   第八航測隊
   第一五四独立整備隊(一式戦)、第一五七独立整備隊(一式戦)、
   第一六三独立整備隊(四式戦)、第一六九独立整備隊(四式戦)、
   第一七〇独立整備隊(四式戦)、第一七五独立整備隊(四式戦)、
   第一七六独立整備隊(四式戦)、第一七七独立整備隊(四式戦)、
   第一八三独立整備隊(キ一〇二甲)、第一八四独立整備隊(キ一〇二甲)、
   第一八八独立整備隊(キ一〇二乙)、第一八九独立整備隊(キ一〇二乙)、
   第一九七独立整備隊(四式重)、第一九八独立整備隊(四式重)、
   第一九九独立整備隊(四式重)、第二〇〇独立整備隊(四式重)、
   第三〇五独立整備隊(キ七四)、第三一〇独立整備隊(一〇〇式司偵)、
   第三一一独立整備隊(一〇〇式司偵)
   第二〇野戦飛行場設定隊、第二五野戦飛行場設定隊、第二六野戦飛行場設定隊、
   第二七野戦飛行場設定隊、第二八野戦飛行場設定隊、第三〇野戦飛行場設定隊、
   第一四一野戦飛行場設定隊、第一四二野戦飛行場設定隊、第一四七野戦飛行場設定隊、
   第一四八野戦飛行場設定隊、第一四九野戦飛行場設定隊、第一五〇野戦飛行場設定隊、
   第一五一野戦飛行場設定隊、第一五二野戦飛行場設定隊、第一五八野戦飛行場設定隊、
   第一五九野戦飛行場設定隊、第一六〇野戦飛行場設定隊、第一六二野戦飛行場設定隊、
   第一六三野戦飛行場設定隊、第一六八野戦飛行場設定隊、第一六九野戦飛行場設定隊、
   第一七二野戦飛行場設定隊、第一七三野戦飛行場設定隊、第一七四野戦飛行場設定隊、
   第一七五野戦飛行場設定隊
 

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Last Update 2011/01/10