第七飛行師団編合

 連合軍のホーランジア上陸に対して第二方面軍司令部は第七飛行師団に支援を命じた。 しかし第二軍が担当していた西部ニューギニアの野戦飛行場設定が不十分なこともあり、目的を 果たすことはできなかった。第二方面軍司令官阿南惟幾中将18はホーランジア奪還を企図したが、 制空海権を連合軍に握られた中での部隊移動に多大の困難が予想されること等からこれを断念した。 米軍の反攻が比島を志向していることから陸海軍も比島での決戦準備を進めていた。 このような情勢の中で東部蘭印の相対的重要性は低下し、その航空作戦は陸軍の分担となった 。昭和十九年一月に制定された「航空基地設定要綱」(いわゆる「航空要塞」の実現要領)が適用され、 東部蘭印での野戦飛行場設定任務は地上部隊に付与された。時機を逸してしまった感があるが、 このために大陸命第九八五号(昭和十九年四月十日)および第九九五号(昭和十九年四月二十五日) により第二方面軍に1個飛行場設定司令部・6個野戦飛行場設定隊(乙編制)を編入した。 なお、乙編制の野戦飛行場設定隊は半機械化された編制である。
   【ニューギニア要図】 

 
昭和十九年六月三十日
第七飛行師団司令部(師団長:須藤栄之助中将25)
   独立飛行第七三中隊(軍偵)
   第三飛行団司令部(団長:長浜秀明大佐37)
      独立飛行第七〇中隊(司偵)
      飛行第七五戦隊(軽爆)
   第九飛行団司令部(団長;坪内剛直大佐33)
      飛行第六一戦隊(重爆)
   飛行第一三戦隊(戦闘)
   第四航空地区司令部、第九航空地区司令部、
   第三二航空地区司令部
      第五飛行場大隊、第二〇飛行場大隊、第二八飛行場大隊、
      第三五飛行場大隊、第三八飛行場大隊、第四一飛行場大隊、
      第六八飛行場大隊、第七〇飛行場大隊、第七二飛行場大隊、
      第一〇七飛行場大隊、第一〇八飛行場大隊、第一〇九飛行場大隊、
      第一一三飛行場大隊、
      第七飛行場中隊、第一五飛行場中隊、第二七飛行場中隊、
      第二九飛行場中隊、第三一飛行場中隊、第三四飛行場中隊、
      第三六飛行場中隊、第三九飛行場中隊、第四〇飛行場中隊、
      第四一飛行場中隊、第四二飛行場中隊、第四三飛行場中隊、
      第四四飛行場中隊、第四五飛行場中隊、第四六飛行場中隊
   第四航空通信聯隊ノ有無線各1中隊、第九航空通信聯隊
   第四五対空無線隊、第四六対空無線隊
   第四航空固定通信隊
   第二航測聯隊ノ1中隊
   第八航空情報隊
   第二一野戦航空修理廠
   第一〇航空移動修理班、第一一航空移動修理班、第一二航空移動修理班
   第二一野戦航空補給廠
   第一三野戦気象隊
   第四野戦飛行場設定隊、第九野戦飛行場設定隊
   独立自動車第二九八中隊
   陸上勤務第六九中隊、陸上勤務第一二三中隊
   建築勤務第四三中隊

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Last Update 2012/05/15