第八飛行師団編合

 米第五艦隊第五八任務部隊(第三艦隊編入時には第三八任務部隊)は沖縄攻略に先立って 昭和二十年三月十八日に九州・瀬戸内海に対して空襲を開始した。九州の海軍第五航空艦隊 〔司令長官;宇垣纏中将(海兵)40〕が中心となって反撃をしたが、空母3隻の撃破と引換えに 相当数の作戦機を失った。これを受けて第八飛行師団には大陸指第二二四六号(昭和二十年三月二十二日)により 飛行第二四戦隊(戦闘)および独立飛行第四一〜四三中隊(軍偵。対潜哨戒が任務)が配属された。  第五八任務部隊が沖縄空襲を行ったのは昭和二十年三月二十三日であったから、それには間に合わなかった。 これらの増援は大陸命第一三五六号(昭和二十年六月二十六日)により第八飛行師団編合に編入された。
 米軍の沖縄上陸に際して、第八飛行師団は以下の軍隊区分で石垣島・宮古島に前進していた第九飛行団 司令部等に攻撃態勢を取らせた。
  ◆第九飛行団司令部
     飛行第二四戦隊(戦闘)
     独立飛行第二三中隊(戦闘)
     「と号」部隊3隊
     第六九飛行場大隊(第三二軍隷下)
     第二〇五飛行場大隊(第三二軍隷下)
     第一二八野戦飛行場設定隊(第三二軍隷下)
     第二独立整備隊(第三二軍隷下)
  第九飛行団からは「と号」部隊が慶良間諸島の米機動部隊に特別攻撃に出撃した。 また、第八飛行師団に他方面から配属された「と号」部隊は九州に至り、台湾に は達していなかったが、師団が掌握した10隊のうち台湾への機動が困難なものは 九州・沖縄から出撃した。

  
昭和二十年五月三十一日
第八飛行師団司令部(師団長:山本健児中将28)
   独立飛行第二三中隊(戦闘)
   独立飛行第四六中隊(対潜)
   独立飛行第四七中隊(対潜)
   独立飛行第四八中隊(対潜)
   独立飛行第四九中隊(対潜)
   第九飛行団司令部(団長:柳本栄喜大佐34)
      飛行第三戦隊(軽爆)
      飛行第二〇戦隊(戦闘)
      飛行第六七戦隊(襲撃)
   第二二飛行団司令部(団長:藤田隆中佐40)
      飛行第一七戦隊(戦闘)
      飛行第一九戦隊(戦闘)
   飛行第一〇戦隊(司偵)
   飛行第二九戦隊(戦闘)
   飛行第一〇五戦隊(戦闘)
   飛行第一〇八戦隊(輸送)
   第三八航空地区司令部、第三九航空地区司令部、
   第四二航空地区司令部、第五二航空地区司令部、
   第五三航空地区司令部
      第五八飛行場大隊、第一一二飛行場大隊、第一三八飛行場大隊、
      第一三九飛行場大隊、第一五六飛行場大隊、第一五七飛行場大隊、
      第一五八飛行場大隊、第一八七飛行場大隊、第一八八飛行場大隊、
      第三飛行場中隊、第五九飛行場中隊、第六〇飛行場中隊、
      第六一飛行場中隊、第六二飛行場中隊、第六三飛行場中隊、
      第六四飛行場中隊、第七三飛行場中隊、第七四飛行場中隊
   第一六航空通信聯隊、第二一航空通信隊
   第七対空無線隊、第二六対空無線隊、第六二対空無線隊、
   第八一対空無線隊
   第八航空特種通信隊
   第九航測隊
   第一〇野戦気象隊
   第一五一独立整備隊(一式戦)、第一五八独立整備隊(四式戦)、
   第一五九独立整備隊(四式戦)、第一九二独立整備隊(キ一〇二乙)、
   第一九三独立整備隊(四式重)、第三〇七独立整備隊(一〇〇式司偵)

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Last Update 2010/01/25