航空総軍

航空総軍は大陸命第一二九八号(昭和二十年四月八日)により戦闘序列を発令された。 第一総軍・第二総軍は大陸命第一二九七号(昭和二十年四月八日)により戦闘序列を発令された。 この時点での「総軍」には以下があった。外地の3総軍については「司令官」は「総司令官」、「司令部」は「総司令部」と呼称され、一般の「軍」 と識別された。なお、関東軍は隷下に方面軍を有するようになり、昭和十七年軍令陸甲第八〇号(諸和十七年九月十六日)により 「司令部」を「総司令部」に称変・改変して総軍扱いとなった。


 外地  内地 
支那派遣軍
南方軍
関東軍
第一総軍
第二総軍
航空総軍


                    

地上軍の「総軍」はそれぞれ複数の「軍」を隷下に置く複数の「方面軍」より構成されるが、 航空総軍の場合は当初「軍」に相当する第一航空軍(鈴鹿以東)・ 第六航空軍(鈴鹿以西)を隷下に置いた。 さらに大陸命第一三二五号(昭和二十年五月八日)により第二航空軍・第五航空軍・第一飛行師団が 航空総軍戦闘序列に編入された。航空総軍司令官隷下部隊を以下に示す。航空総軍は作戦と修理・補充との 一体化を創設の基本方針としたため、陸軍航空本部長隷下にあった陸軍航空廠・陸軍航空補給廠等を隷下に置いた。

航空総軍司令官隷下部隊(1)
大陸命第一二九八号(昭和二十年四月七日)
   戦闘序列編入部隊
      第三〇戦闘飛行集団
      第一航空軍
         第一〇飛行師団
         第一一飛行師団
         第一航空軍司令官直属部隊
      第六航空軍
         第一二飛行師団
         第六航空軍司令官直属部隊
      航空総軍司令官直属部隊
   其他航空総軍司令官隷下部隊
      第五一・第五二・第五三航空師団
      教導飛行師団・教導飛行団
      第二航空教育団
      第一航空軍教育隊
      陸軍航空輸送部
      中央航空路部
      陸軍航空基地設定練習部
      陸軍航空廠
      陸軍航空補給廠
      飛行学校


航空総軍司令官隷下部隊(2)
大陸命第一三二五号(昭和二十年五月八日)
   戦闘序列編入部隊
      第三〇戦闘飛行集団
      第一飛行師団
      第一航空軍
         第一〇飛行師団
         第一一飛行師団
         第一航空軍司令官直属部隊
      第六航空軍
         第一二飛行師団
         第六航空軍司令官直属部隊
      第二航空軍
      第五航空軍
         第一三飛行師団
         第五航空軍司令官直属部隊
      航空総軍司令官直属部隊
   其他航空総軍司令官隷下部隊
      第五一・第五二・第五三航空師団
      教導飛行師団・教導飛行団
      第二航空教育団
      第一航空軍教育隊
      陸軍航空輸送部
      中央航空路部
      陸軍航空基地設定練習部
      陸軍航空廠
      陸軍航空補給廠
      飛行学校


航空総軍司令部は昭和二十年軍令陸甲第五四号(昭和二十年三十一日)により臨時編成された。航空総軍は作戦と修理・補充を一体化するため 陸軍航空廠および陸軍航空補給廠を司令官隷下に置いたが、司令部においても参謀・部長・部員は陸軍航空本部との兼勤がなされた。これを「二味一体」と称した。 陸軍省兵務局兵備課調製の「編制人員表」によれば、航空総軍司令部の編制人員は兵科566名(2名兼勤)、各部117名、計683名(2名兼勤) であった。

昭和二十年軍令陸甲第五四号附表


航空総軍司令部と陸軍航空本部との人事を以下に示す。

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Last Update 2011/03/25