戦闘飛行集団

捷号作戦時、戦闘機を集中配備した第三〇戦闘飛行集団が編成されたのが最初である。終戦間際には 第二〇戦闘飛行集団が編成された。 戦闘飛行集団は飛行師団に準じて扱われた。


【第三〇戦闘飛行集団】
第三〇戦闘飛行集団は大陸命第一一五〇号(昭和十九年十月十一日)により編合を令され、 第四航空軍戦闘序列に編入された。定数294機の大戦闘機部隊であったが、比島への集中に 円滑を欠いて逐次投入になった上、戦闘・(飛行場整備の不備による)事故に起因する損失により 十分な戦力発揮はできなかった。編合は以下のとおりである。

第三〇戦闘飛行集団編合(その1)
   第三〇戦闘飛行集団司令部
      第一二飛行団司令部
         飛行第一戦隊(戦闘)
         飛行第一一戦隊(戦闘)
         飛行第二二戦隊(戦闘)
      第一六飛行団司令部
         飛行第五一戦隊(戦闘)
         飛行第五二戦隊(戦闘)
      飛行第二〇〇戦隊(戦闘)

比島航空戦は敗北に終わり、第三〇戦闘飛行集団は大陸命第一二五六号(昭和二十年二月十六日) により編合を解かれたが、大陸命第一二六一号(昭和二十年二月二十四日)により再度編合を令され 第六航空軍戦闘序列に編入された。

第三〇戦闘飛行集団編合(その2)
   第三〇戦闘飛行集団司令部
      第一六飛行団司令部
         飛行第五一戦隊(戦闘)
         飛行第五二戦隊(戦闘)
      飛行第六二戦隊(重爆)

大陸命第一二九八号(昭和二十年四月八日)により航空総軍戦闘序列に編入された際、 第三〇戦闘飛行集団も改変された。

第三〇戦闘飛行集団編合(その3)
   第三〇戦闘飛行集団司令部
      独立飛行第一七中隊(司偵)
      第一六飛行団司令部
         飛行第五一戦隊(戦闘)
         飛行第五二戦隊(戦闘)
      飛行第四七戦隊(戦闘)
      飛行第五九戦隊(戦闘)
      飛行第二四四戦隊(戦闘)
      飛行第六二戦隊(重爆)
      第一八二独立整備隊(四式戦)



【第二〇戦闘飛行集団】
第二〇戦闘飛行集団は終戦間際に大陸命第一三六六号(昭和二十年七月十八日) により編成を令された。

第二〇戦闘飛行集団編合
   第二〇戦闘飛行集団司令部
      飛行第一一一戦隊(戦闘)
      飛行第一一二戦隊(戦闘)

第二〇戦闘飛行集団司令部の編制を以下に示す。

第二〇戦闘飛行集団司令部 編制表
中(少)将集団長
大(中)佐
中(少)佐内副官1
少佐(大尉)
中(少)尉)内副官1
准尉
下士官35
44
主計中(少)佐
主計尉官
主計下士官
軍医中(少)佐
軍医尉官
衛生下士官
合計38
一 附尉官ノ内1名ハ通信掛、1名ハ暗号掛、1名ハ気象掛兼瓦斯掛トス
一 本表ノ外飛行班ヲ置キ班長尉官1名、准士官・下士官6名、兵又ハ工員8名ヲ増加ス
   前項ノ尉官ハ操縦トシ准士官・下士官ノ内3名ハ操縦、2名ハ機上機関、1名ハ機上無線トス
一 本表ノ外電報業務ノ為兵25名ヲ、衛兵勤務ノ為尉官1名、下士官3名及兵42名ヲ増加ス
一 本表ノ外属表ノ戦闘飛行集団司令部通信班ヲ属ス
昭和二十年陸亜機密二九三号附表第一属表其一


第二〇戦闘飛行集団司令部通信班 編制表
大尉班長 1
中(少)尉
准尉
曹長
軍曹(伍長)
105
120
技術部下士官
技術部兵15
衛生兵
18
合計138
昭和二十年陸亜機密二九三号附表第一属表其一属表


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Last Update 2011/03/25