捷号作戦

昭和十九年六月から八月にかけて米軍のサイパン島、テニアン島、グアム島への上陸および 守備隊の玉砕が相次ぎ、絶対国防圏構想は崩壊して東条内閣は総辞職した。後方重要域戦備の急速 強化のため、大本営は大陸命第一〇八一号(昭和十九年七月二十四日)により捷号作戦準備を命じた 。同大命別冊の「陸海軍爾後ノ作戦指導大綱」により、決戦方面は比島方面、連絡圏域(台湾および南西諸島)、本土とされた。 大陸指第二一八九号(昭和十九年七月二十四日)により決戦準備の概成は以下のように指示された。

捷号作戦
 方 面 準備完成目標
捷一号作戦比島方面昭和十九年八月末
捷二号作戦台湾および南西諸島方面昭和十九年八月末
捷三号作戦本土(千島および北海道を除く)昭和十九年十月末
捷四号作戦北東方面(千島および北海道)昭和十九年十月末


捷号作戦準備のため陸軍飛行部隊は連合艦隊司令長官(具体的には当該海域を所管する航空艦隊司令長官)の指揮下に 配属された。

部隊指揮下配属・離脱備考
第一飛行師団 大陸命第一〇八〇号(昭和十九年七月二十二日)にて
 第一二航空艦隊司令長官指揮下に配属
・大陸命第一二九〇号(昭和二十年三月三十日)にて
 指揮下離脱
捷四号作戦対応
第八飛行師団 大陸命第一〇八〇号(昭和十九年七月二十二日)にて
 第二航空艦隊司令長官指揮下に配属
・大陸命第一一五六号(昭和十九年十月二十三日)にて
 指揮下離脱
捷二号作戦対応



各号に対して決戦に投入される陸軍航空戦力は「大綱」により以下のとおりとされた。

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Last Update 2011/03/20